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台湾探鳥その1 その1を見た方は台湾探鳥その2へ

2008年9月末、2009年の日本野鳥の会岡山県支部の海外探鳥を5月24日から5日間の予定で開催するとのこと。私はちょうどこの期間は潮干狩の仕事が入っていて参加できそうにない。来年は2月頃長期の旅行に出る予定がなかったので(船の手入れや内装のやりかえイスの張りかけなどで主人は長期旅行に出る気がないとのことだった)、手ごろな1週間コースで台湾中部中心に台湾固有種と亜種狙いで、2月中旬に行くことで計画。

2月15日(日)朝5時起き、関空へ8時過ぎ到着、朝一番は人が多くて搭乗手続きするのにも長蛇の列でした。台湾には現地時間12:00に到着。入国手続きを済ませて外に出ると「三宅ご夫妻台湾探鳥ツアー」なるステッカーをもってガイドさんがお迎え。1週間ご一緒するガイドさんは陳さん、専用車の運転手さんも陳さんです。

←今回使った図鑑です
↓今回の探鳥地@〜Hまでです。
15日、今日の宿泊は台中県の@谷関(温泉町です)
↓空港から谷関へ移動中休憩を取った場所で出てきました。鉛色水鶇(亜種)カワビタキ 174-1 今年1月下旬から下関に日本初見で♀が来ているようですよ!!
↓マンホールのお立ち台に立ってくれました(笑)
↓谷関の温泉ホテルに到着部屋から下を見ると樹鵲(亜種) タイワンオナガ230−4
↓ホテルを出て対岸へ 紅頭山雀 ズアカエナガ 206−4
↓小彎嘴(亜種)ヒメマルハシ 182−4
↓白眉鶫 マミチャジナイ178−5
↓繡眼畫眉(亜種) メジロチドリ186−4 畫眉とは眉を書くと言ううことで、昔、鏡のないころ(男性が威張っていたころ)奥さんの眉を書いてあげる優しい男性もいました。この字が付いている鳥は♂♀仲の良いことをあらわしているとのこと。
↓赤腹山雀(亜種)ヤマガラ 208−5
16日、谷関をあとに車で30分位の山に移動A八仙山山林遊楽区
↓樹鵲(亜種) タイワンオナガ230−4
↓紅山椒鳥(使っている図鑑の裏に載っている鳥です)ベニサンショウクイ 162−4 オレンジが♂黄色が♀です
←図鑑の裏に載っている鳥
↓茶腹 ゴジュウカラ 206−4
八仙山山林遊楽区をあとにB鞍馬山へと移動23.5Kの地点を通り過ぎるとき、三脚付きのカメラレンズが道路わきにおいてあったので車を止めてもらう。あとで 台湾野鳥地図の大砲がずらっと並んだ写真の地と判明。

↓冠羽畫眉(台湾固有種)カンムリチメドリ 188−1

↓黄腹琉璃(亜種)チャバラオオルリ 204−3
↓白耳畫眉(台湾固有種)ミミジロメチドリ 182−3

←赤腹鶫アカハラ 178−3
ここで写真を撮っていた方は陳栄福土木技師事務所をされている陳さんご夫妻でした。ここでどんな鳥が見れるか図鑑を見せてガイドの陳さんに通訳を頼んで教えてもらいましたが、黄山雀(台湾固有種)タイワンシジュウカラ 208−3は残念ながら見ることが出来ませんでした。

ガイドの陳さんの情報では4時過ぎ以降に鞍馬山荘を過ぎた47Kでミカドキジが出るとのこで3時ごろ鞍馬山荘にチックインして詳しい情報を聞いてその地点に出かける。1人カメラを据えて待ってる方がいました。泉興茶荘(お茶の問屋)の経営者林韋辰さんでした。ここへ良くこられている方で、ミカドキジが出たら警戒してる時はシャッターは切ってもいいが移動は禁物、エサを食べだしたらカメラ移動もしていいと・・・おお!期待大・・・待つこと1時間半(5時半)少し暗くなってきましたが、出ました!!!最初はISO800で1/125まもなくISO1000で1/25、1600で1/30、最後はISO2500で1/50  ノイズでプリントには不向き。林さんから朝9時23Kで藍腹鷴(台湾固有種)サンケイ78−1の情報を頂きました。この鳥も見たい鳥です!ミカドキジと似ていますが、足が赤で背中と尾が白で目の周りの赤が星型なのです。

↓帝雉(台湾固有種)ミカドキジ♀ 78−3が最初出てきました。道路を渡ってからえさを食べます。

帝雉(台湾固有種)ミカドキジ♂ 78−3が出てきました。二羽並んで食事を・・・
↓この時期尾も長くて一番綺麗な時とか!10分位でてたでしょうか・・・もっと長かったかな?堪能しました\(~o~)/2羽仲良く食事をしてまた道路を渡って帰っていくのでした。

この探鳥旅行の第一難関は突破しました!!

↓鞍馬山荘に帰る途中雲海も見て・・・今回も主人が俺も写してくれとカメラの前へと出てくるのであります・・・(笑) 鞍馬山荘はロッジになっており湯船はありませんシャワーだけです。高山なので寒かったです!主人は暖まれるお風呂がないのは苦手です。
↓鞍馬山荘のビジターセンタです
↓ミカドキジが出ている時にちょうど通りかかって、主人が日本人とわかると日本語で日本にいた時の話をされて(主人の左側のおじいちゃんです)、意気投合!夜食に果物まで頂きました。鞍馬山荘の若い方で林野庁の職員の方も日本語 を話す方もいらしゃいました。朝お別れ前に記念写真を一緒に写しました。娘さんたちがご両親を大切にされてる姿が印象的でした。
17日朝ビジターセンター駐車場辺りを探鳥、6時50分頃になると鳥の鳴き声が最高潮!

↓栗背林鴝(台湾固有種)アリサンヒタキ 172-2 ISO2500になったまま撮影、ノイズが・・・

↓冠羽畫眉(台湾固有種)カンムリチメドリ 188−1
↓紋翼畫眉(台湾固有種)シマドリ 182−4
朝食を済ませて鞍馬山荘を出発。23.5K地点で昨日の陳さんご夫婦と探鳥。このとき17か18K地点でサンケイが出るとの情報で、23K地点と迷ってしまう。とりあえずガイドの陳さんが「9時にサンケイさんと約束をしていますので行きましょう」冗談を・・・ああ!・・・23Kで車の前を横切って藪の中に入っていくサンケイが・・・目認はしましたが写真はダメでした。これが撮れていればほぼ今回の探鳥旅行はパーフェクトで終わっていたでしょうに・・・(涙)17・18Kはダメでした。ひょっとすると阿里山で見れるのを期待して・・・

↓黄腹琉璃(亜種)チャバラオオルリ♂ 204−3

黄腹琉璃(亜種)チャバラオオルリ♀ 204−3
気を取り直して山を降りてC官田へ移動

↓大冠鷲(亜種)カンムリワシ 66−1

↓鳳頭蒼鷹(亜種)タイワンオオタカ 68−4
3時間あまりかけて台南のC官田に到着。ここはレンカクを保護している所なのですが、なんと入り口に4月までは環境整備のため一般解放を休みますとか(^^;結局中に入れず。宿泊も官田でしたがお昼頃だったので急遽宿泊を阿里山に変更してもらってまたも3時間あまり移動・・・時間がもったいなかった(事前に調べて欲しかった)↓阿里山の駐車場到着、ホテルの車が迎えに 来るまで待ちます。ホテルまで直接車を入れることが出来ないのです。
D阿里山森林遊楽区   阿里山閣大飯店ホテル近くで探鳥

↓斑鮎鶫 ツグミ 180−3 台湾では比較的少ないようです

↓藪鳥(台湾固有種)ヤブドリ 186−1 夕日が当たってちょっと色が・・・
↓藍尾鴝 ルリビタキ 172−3 冬鳥ですが比較的少ないようです
↓栗背林鴝(台湾固有種)アリサンヒタキ 172-2
18日朝6時半頃からホテル周辺探鳥

↓朱雀(亜種)タカサゴマシコ♂ 218−5 オオマシコより黒赤色で目の上だけちょっと白っぽい羽でした

↓朱雀(亜種)タカサゴマシコ♀ 218−5
↓栗背林鴝(台湾固有種)アリサンヒタキ 172-2 阿里山で見たら絶対本物です(笑)
E玉山塔塔加鞍部へ
↓落雷で燃えた巨大杉です。
↓金翼白眉(台湾固有種)キンバネホイビイ 184−4 スターの素質有り、ちゃんとお立ち台へ・・・結構近くに寄れます!
↓冠羽畫眉(台湾固有種)カンムリチメドリ 188−1
↓星鴉(亜種)ホシガラス 232−1
↓紅頭山雀 ズアカエナガ 206−4
↓山で霧が出て小雨混じりに、とりあえず阿里山閣大飯店ホテルに帰って主人は神木の大杉を見に行き、私はホテル周辺で探鳥。大杉を見に行く途中のお寺です。
D阿里山森林遊楽区 ↓冠羽畫眉(台湾固有種)カンムリチメドリ 188−1  2月は避寒桜が咲き木の実も沢山生っていて落葉樹は芽吹きの前で台湾は今が一番の探鳥時期かも・・・・?レンカク・八色鳥は5月以降かな・・・
↓栗背林鴝(台湾固有種)アリサンヒタキ 172-2
↓山紅頭(亜種)ズアカメチドリ 188−4
↓台湾リス
←紋翼畫眉(台湾固有種)シマドリ 182−4
19日サンケイを見る可能性があるのはもう今日が最後です。143.5K辺りを早朝に出てくるのではと言うことで5時起き、6時出発。地点でしばらく待つも出ないので諦めて移動

↓早朝、阿里山閣大飯店ホテル出発時に運転手陳さん(向かって左)ガイド陳さん(右)と記念写真

↓金翼白眉(台湾固有種)キンバネホイビイ 184−4
赤腹鶫アカハラ 178−3

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